顧客の心理を読み解くマーケティング戦略「あなたの買い物そのものがマーケティング」となる

ビジネス書紹介

どもどもー、なかやんです

今回は「マーケティング」についてのお話です

マーケティングはどこで起きている?

マーケティングと聞くと、企画部や新規事業部などの

頭の良い方たちが会議室で議論しあって

たくさんのデータを持ちよって討議されているイメージですよね?

でも実際にマーケティングはどこで起きているのでしょうか?

それは「お客様が買い物を、食事を、家族でお出かけを

しようとしているその時に起きているのです!

あなたは何を売っているのか?

マーケティングの中で重要なのは「ベネフィット」です

ベネフィットとは

あなたが日曜大工でテーブルや椅子を作るためにドリルを買いに来た

しかし、あなたが欲しいのは「ドリルではなくドリルで開けた

ではないでしょうか??

メリットと何が違うのって思う方もおられますよね??

化粧品で例えてみましょう!

その化粧品を使って、お肌が綺麗になるのが「メリット」

お肌が綺麗になり、夫が「綺麗になったね」と言い

気分が良くなったり、夫婦仲が良くなるのが「ベネフィット」です

ドリルを売るには穴を売れ

ここで紹介するのが

佐藤義典さんの「ドリルを売るには穴を売れ」です

2007年に発売されているので知っている方も多いかと思います

先ほど紹介したドリルのお話もこの書籍から引用させて頂きました

こちらの書籍は、新規企画室に努める売多 真子(うれたまちゃん)が

イタリアンレストラン「リストランテ・イタリアーノ」の赤字を奪回し

新規企画室の解散とお店の閉店をなんとか阻止するために

マーケティングを学び社長の前でプレゼンの成功と

店舗に求められる本当の価値を見つける物語になっています

ビジネス書と一つの物語が交互に進められ

マーケティングの知識とうれたまちゃんの物語により

マーケティングというものがとても理解できる一冊になっています

なかやんが参考になったところ

~「買い手」の反対側には必ず「売り手」がいる~

あなたが「買う」ときには、その逆には「売り手」がいる

あなたが何かを買うときには、売り手にとってのマーケティングが起きているのだ

だから、あなたが「買う」ことが、がれかにとってのマーケティングの重要な一部になる

~「マーケティング部」だけがマーケティングをするわけではない~

営業・販売部などの直接に「売る」ことを担当している部署はもちろん

宣伝部・営業部・販売企画部・製造部など「売る」ことに関する

すべての社員がマーケティングを担っているのだ

~製品・サービスがどんな価値を実現するか考える~

日曜日の朝、カフェオレと一緒に食べるクロワッサンを買っている顧客は

「優雅なひととき」を買っている、朝食を作っているヒマがなくて

サンドイッチを買っているビジネスパーソンは「時間の節約」を買っているのだ

つまり「何を売っているのか?」「あなたは何屋か?」という問いは

あなたが「どんな顧客の、どのような価値を実現しようとしているのか?」

という問いと同じなのだ

まとめ

マーケティングと聞くと企画部の仕事で

製造や営業のなどをしていると関係のない事と捉えがちです

しかし。マーケティングは商品を売る人だけではなく

お客様がおられる限りすべての社員が関係していることなのです

なかやんも自分には関係ない事と捉えていましたが

この「ドリルを売るには穴を売れ」を読んで考え方が変わりました

少し前の書籍にはなりますが、マーケティングの基本は変わりません

会社に勤めているすべての方に読んでいただきたい一冊です

是非、手に取って皆さんの感想をお聞かせください

じゃ、またぁ

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