物語思考を使って人生を楽しく、主人公のようにキャリアを考える方法

ビジネス書紹介

どもども~、なかやんです

自分の人生は自分で作るもの!

そんなの当たり前だろっ!!ってツッコミが入りそうですが

実際はやりたいことを見つけて自分の人生設計ができていますか?

今回紹介する書籍

そこで今回紹介する書籍は

けんすう(古川健介)さんの物語思考という書籍です

「物語思考」とは何か?

この本で目指しているのは「物語思考」という考え方を使って、頭の枷を外し、自分のキャラを作ることで行動しやすくして、今を充実させる、というものです。

  1. 自分を主人公にして「物語を進めるように」人生を送ること
  2. 自分を客観視しやすい状態にしておいたほうが、本質的な対策を打ちやすい
  3. 「物語思考」だとチャレンジしないほうがリスク。主人公が今いる街から出ようとしなかったら何の冒険も始まりません
  4. 自分が書く物語のキャラにすぎない、と思うと「あ、ここでこういう行動をさせたほうがいいな」とかがわかったりする

頭の枷を外しながら、なりたい状態を考える

なりたい状態」とはなんでしょうか?

先ずは、「自分がこうなりたい」という状態を言語化します

言語化することによって「過去からの積み重ね」ではなく「未来になっていたい状態」

がイメージでき、行動に移すことができます

例えば

「10年間、毎日野球をやっていた」という人がいます。

10年間やっていたのだから、過去からの積み重ねで考えると、

今日も野球をやりそうですよね。

しかし、その人がよく考えた結果「将来はプロのテニスプレイヤーになりたい」

と本気で思ったら、どうでしょうか?

おそらく、今日は野球ではなくテニスの練習をすると思うんです。

人間、過去にやってきたことを惰性で今日してしまうことが多いから、

なんとなく過去の自分のほうが今の自分に影響を与えそうですが、

現在の行動には未来になりたい自分像のほうが

影響を与えるんですね。

「こうはなりたくない」から考えるのもアリ

いろいろ考えたけれど「なりたい状態」をイメージするのは

なかなか難しいです…

そんな時は「こうなっていたらイヤだな」というネガティブな状態を

先に挙げてみて、それからその「逆」を考えてみることをおすすめします

「今日食べたいもの」を考えるのは難しくても、

「今日食べたくないもの」を考えるのは意外と簡単です

いろいろな嫌なこと、ものを書き出して、眺めてみて

そこから逆のことを書いてみましょう

すると、自然と「なりたい状態」が出てきます

「抽象度」をコントロールして理想に近づける

「なりたい状態」を書き出せたら、次は「抽象度を上げてみる

という作業です

抽象度を上げるというのは「なんでそうなりたいんだっけ?」

というのを自分でもう一段階、

上位の理由を考えてみるイメージです

例えば

「1億円が欲しいのは、実は金銭的な自由がほしくて

お金の不安を持ちたくないからなんだな」となったり

「今の会社で部長になる」というのも

「自分の思った正しいことをやれるようになりたい」

と思っていたことに気づけるかもしれません。

このように「抽象化」していくと、より自分の求めていることに

フィットした目標になっていきます

「金銭的な自由がほしい」「不安を持ちたくない」

というところから考えると

「働くことでお金をもらうだけじゃなくて、

働かないで必要なお金を手に入れたいな」と

思うようになるかもしれません。

ということは、単に年収1億円よりも

「不労収入で1億円入るようにする」というほうが

自分の理想に近いかも…ということなどがわかってきて、

より精度の高い「なりたい状態」を作ることができます

なぜ最初に「キャラ」を設定するといいのか?

そしてここからが本題。

ここからやることは「自分のキャラを作る」ということです。

多くの人が、「自分というものが存在して、その自分が動いている」

と考えているのですが、

「1番なりたい状態に近づくために、1番効率的なキャラは何か?」

を考えた方が楽なんです。

多くの人は何かを行うとき

  1. 頑張って実行して、成果を出す
  2. うまくいったら「自分はこういう人間だ」と認識する

という順番をとると思います

例えば

ダイエッでいうとトでいうと「5kg落とすぞ!そのために、

食事制限と運動をするぞ!」

と考え実行し、実際に痩せたら

「自分は痩せている」と思うようになるわけです。

しかし、多くの人が「ダイエットしてもなかなか結果はでないし、なんかつらいな」

というところで終わってしまうんですね

  • いい結果はすぐに出ない(遅い)
  • いい結果はなかなか出ない(難しい)

という2つの性質があるんです

実は、これは順番が違っていて、先に決めるべきは

自分のキャラクター(アイデンティティ)なんです

  1. 自分はこういうキャラクターだと認識する
  2. そのキャラがやりそうなプロセスを実行する
  3. 結果がでる

という順番でやるほうがいいんです

自分のことを「お酒を飲まない人だ」と、思っているだけで、

行動が変わるし、行動が変わることによって、

結果も変わるんです

「なりたい状態」をもとにキャラを作るべき理由

結構やってしまいがちなのが

いきなり憧れの人やキャラをイメージしてしまうと、

自分のなりたい状態と一致しない、ということが起こります

なので「物語思考」では、

「なりたい状態」を考えてから、「キャラ」を設定する

という順番になっています

まとめ

物語思考」では、自分を物語の主人公にし

なりたい状態(例えば映画の結末)を設定し、キャラ(主演俳優)を作る

そうすることによって、今からの行動が変わり

おのずと結果が出せるようになる、という考え方です

なかやんも自分の「なりたい状態」を言語化し、

なかやんというキャラを作っていきたいと思います

みんなはどんなキャラ作る?

じゃ、またねー

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