渋沢栄一氏書籍~現代語訳、論語と算盤~新一万円札に選ばれし偉人

ビジネス書紹介

どもども~、なかやんです

とうとう日本のお札が新しくなりましたね!

そこで今回、新1万円札に選べれた

渋沢栄一氏の書籍「現代語訳、論語と算盤」を紹介します

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渋沢栄一とは

書籍の紹介の前に「渋沢栄一氏」について

何をした偉人なのかについてお話したいと思います

渋沢栄一氏とは、1840年~1931年(天保11年~昭和6年)

江戸時代の末期に農民から武士に取り立てられのちに、

主君・徳川慶喜の将軍就任にともない幕臣(主君として仕える武士)

となり、明治政府では官僚も務めました

・実業家時代

大蔵省を辞職したのち明治6年(1873年)自ら設立した第一国立銀行の総監役に就任する

大株主の三井組、小野組の頭取2名の上に立って、日本最初の銀行を担いました

他にも500社近い会社の設立に関わっており「近代日本の設立者」に数えられ

後世「日本資本主義の父」「実業界の父」と呼ばれてノーベル平和賞の候補にもなっています

論語をもとに

    もともと資本主義や実業とは、自分が金持ちになりたいとか、

    利益を増やしたいという欲望をエンジンとして前に進んでいく面がある

    しかし、そのエンジンはしばし暴走し、大きな参事を引き起こす

    だからこそ、渋沢栄一氏は資本主義や実業には、歯止めをかける

    仕組みが必要だ、と考えていました

    その手段が、「論語」だったのです

    「論語」とは、「中国の思想家、孔子の教えを弟子たちがまとめたもの」です

    人はどう生きるべきか」「どのように振舞うのが人として格好よいのか

    を学ぼうとするとき、その基本的教科書になっていたのがこの「論語」でした

    論語と算盤(ソロバン)は、はなはだ遠くて近いもの

    「ソロバンは「論語」によってできている。

    「論語」もまた、ソロバンの働きによって、

    本当の経済活動と結びついてくる。

    だからこそ「論語」とソロバンは、とてもかけ離れているようで、

    実はとても近いのである」

    論語とは、大儀や道徳を意味します

    算盤とは、経済やビジネスを意味しています

    よって、論語と算盤とは

    道徳とビジネスのバランスが大切であるということです

    論語と算盤は現代社会の基本

    日本は、リーマンショックよって欲望丸出しの資本主義社会になってしまいました

    そんな時に、一体何に学べばいいのかとなったときに

    「日本の原点」として渋沢栄一氏に学ぼう!となりました

    CSR(企業の社会的責任)が問われる現代に「論語と算盤」の考えと一致しています

    ビジネスリーダーたちは「社会のために経営をする」必要があります

    そういった考えを100年以上前から先取りしていたのが、渋沢栄一氏です

    常識と習慣

    常識とはどのようなものなのか?

    何かをするときに極端に走らず、頑固でもなく、善悪を見分け、

    プラス面とマイナス面に敏感で、言葉や行動がすべて中庸にかなうものこそ

    常識なのだ。と言っています

    学術的に解釈すると「智、情、意」(知恵、情愛、意志)というものがあります

    この常識の三原則についてこう説明があります

    「智」

    人にとって知恵が充分に発達していないと、

    物事を見分ける能力に不足してしまう。

    たとえば、どれだけ学識があったとしても、よいことをよいと認めたり、

    プラスになることをプラスだと見抜いて、それを採ることができない。

    「情」

    「智」ばかりで活動ができるかというとそうではない

    そこに「情」というものがうまく入ってこないと、

    「智」の能力は十分に発揮されなくなってしまう。

    たとえば「智」ばかりが膨れ上がって情愛の薄い人間を想像してみよう

    自分の利益のためには、他人を突き飛ばしても、

    蹴とばしても気にしない、そんな風になってしまうのではないか。

    「意」

    「情」にも欠点があり、それは瞬間的に沸き上がりやすい

    悪くすると、流されてしまうことだ。

    人の喜び、怒り、哀しみ、楽しみ、愛しさ、憎しみ、欲望といった

    7つの感情は変化が激しいため、コントロールしなければ

    感情に走り過ぎるという弊害を招いてしまう。

    この時点で「意思」というものの必要性が生じてくるのである。

    まとめ

    この度、新1万円札に選ばれた偉人、渋沢栄一

    正直、なかやん渋沢栄一氏のことを知りませんでした

    しかし今回、新1万円札に選べれ、渋沢栄一氏について調べ

    世の中には自分が知らないけど世の為、日本のために

    活躍された方がたくさん居られるんだと感じました

    日本資本主義の父」「実業界の父」と呼ばれた方の

    考え方やノウハウを知ってこそ、新しい事や時代を

    創っていくことができると思います

    今あるものは過去があるからこそ

    過去を知らずして、未来はないでしょう

    一度、歴史を学んでみませんか??

    じゃ、またぁ~

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